Fly me to the moonをソロギターでかっこよく弾いてみた

INSTRUMENTAL

Jazz Standardである”FLY ME TO THE MOON”をソロギターで弾いてみました。

Jazz Standardの中では割とキャッチーな部類に入る有名曲ですね。
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のEDテーマとして使用されてから、一般の人にも広く知られるようになった曲だと思います。

とても有名な曲で、若干聴き飽きた感があるこの曲ですがちょっとこの曲にまつわる「うんちく」をご紹介します。

本当の曲名は”In other words”

この曲は1954年に、作詞家・作曲家のバート・ハワードによって制作されたもので、この時の曲のタイトルは “In Other Words”(対訳「言い換えると」)という名前でした。この「In other words」という台詞は歌詞の中にも出てきますよね。「In other words、Darlin’ kiss me (言い換えるとキスしてってことよ)とか。
その後、1956年にジョニー・マティスという人が初めてこの曲を「Fly Me to the Moon」のという題名にして収録したのが「FLY ME TO THE MOON」が始まりのようです。
出だしの歌詞のインパクトが強かったからですかね。語感も美しいですし。

もともとは3/4拍子の曲

作曲された1954年当時、この曲は3/4拍子でした。
ですが1962年に作曲家・編曲家のジョー・ハーネルが4⁄4拍子のボサノヴァ風に書き直したものがスタンダードなアレンジとなりました。その後、1964年にフランク・シナトラがカバーして爆発的なヒットとなったのでした。

初めて月に持ち込まれた曲

1960年代、アメリカ合衆国はアポロ計画の真っ只中にあり、これが本作のヒットにつながったらしいです。シナトラ・バージョンの録音テープは、アポロ10号・11号にも積み込まれ、人類が月に持ち込んだ最初の曲になったとのこと。

なんがかスゲー(笑)

というわけで、お聴きください。
アレンジは小沼ようすけ氏のアレンジを参考にしています。

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