Nica’s Dreamをハリー・ポッターのコスプレで弾いてみた

INSTRUMENTAL

もうすぐハロウィンですね。
ハロウィンでの仮装もすっかり日本に定着した雰囲気があります。
いつの間に・・・って感じです。

というわけで今回はハロウィンが近いということもあり、ハリー・ポッターのコスプレをしてギターを弾いてみました(笑)

弾いている曲はJAZZ STANDARDの”Nica’s Dream(ニカの夢)”という曲です。
珍しくエレキギター(GIBSON ES-335)を使って弾いています。
ピアノ・ドラム・ベースの音源に自分でアコギのバッキングとエレキのリードを足してます。あと、少しドラムを足してます。

この曲がすっごく好きなんですよね。JAZZだけどファンキーというか・・・(ファンキー大好き)
僕だけかもしれませんが、他のJAZZの曲とはちょっと違う雰囲気を感じます。

作曲者はファンキーなプレイスタイル、作曲スタイルで有名なピアニストのHorace Silver(ホレス・シルヴァー)です。
ホレス・シルヴァーはハードバップの発展に大きく貢献した人物です。
なるほど、どうりで特徴的な曲調なんだな~と納得します。

オリジナルの演奏はJazz Messengers(ジャズ・メッセンジャーズ)です。
因みにホレス・シルヴァー・クインテットの演奏はこちら↓↓↓

ところでニカって誰だろうと思うかもしれません。
ニカとは実在した人物で、有名なJAZZ界のパトロンであった「ニカ婦人」のことです。
ニカ婦人はイギリスの財閥「ロスチャイルド/Rothschild」の令嬢でロンドンに生まれなのですが、後にフランスの外交官男爵と結婚し、メキシコに移住しました。ですがメキシコ生活が気に入らず、男爵と別居してニューヨーク5番街のホテルのスウィートルームに住まいとし、そこにジャズミュージシャンを集めて夜な夜なジャムセッションをさせていたというモノホンの大富豪です。

特に「Thelonious Monk(セロニアス・モンク)」と「Charlie Parker(チャーリー・パーカー)」のパトロンとして有名でした。
チャーリー・パーカーもセロニアス・モンクもニカの借りていたホテルの一室で病死しています。

本当にJAZZが大好きだったんでしょうね。

そんなこんなで大勢のジャズ・ミュージシャンの後援をしていたニカ婦人のことを題材にしたジャズ・ナンバーが生まれたわけでした。

というわけでウ・ン・チ・クでした。

動画の最後にルーモス!!!しててすいません!
やってみたかったんです。

あの杖、叩くと光ったり消えたりする優れものなんで見せたかったんです(笑)

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